加工肉と赤肉は、食べ過ぎると、がんの原因になることが海外からの研究で明らかとなっています。では、肉をあまり食べない日本人ではどうなのでしょうか?
今回、日本における肉(赤肉、加工肉)と大腸がんのリスクとの研究をまとめて解析した論文を紹介します。
結論から言うと、加工肉、牛肉、豚肉は食べ過ぎると結腸癌(とくに左側の結腸がん)のリスクが増加するという結果です。
#赤肉 #結腸がん #加工肉
The following two tabs change content below.
外科医(産業医科大学第1外科講師)/がん研究者/YouTube「がん情報チャンネル」登録者2万人突破!/著書に『ガンとわかったら読む本』『がんが治る人 治らない人』『がんにならないシンプルな習慣』など。がん患者さんと家族に役立つ情報を発信します。
最新記事 by 佐藤 典宏 (全て見る)
- 余命(予後)と関係する「がん再発」4つのパターン - 2023年1月23日
- 【がん薬物療法】分子標的薬 アダグラシブ:転移を認めるステージ4「大腸がん(KRAS G12C)」に奏効率46% - 2023年1月21日
- 便秘がちな人に増える意外な「がん」とは?慢性の便秘でリスクが増えるのは大腸がんではなく・・・ - 2023年1月19日