佐藤 典宏

パンを食べるとがんになるという話を聞いた人もいるかもしれません。「乳がん患者の８割は朝、パンを食べている」といった本もでていて、気になっている人も多いでしょう。はたして、パンをたべると癌になるんでしょ ...

がんにはむかしから先入観といいますか、ネガティブなイメージ、思い込みがつねにあって、患者さんを苦しめたり、治療の判断で迷う原因になることがあります。今回は、そんながんの先入観について、正しく理解して、 ...

癌と同様、新型コロナ感染（COVID-19）にも腸内細菌が大きく関わっているという研究データがあります。また、コロナ感染者にプロバイオティクス（善玉菌）を投与することで臨床症状が改善して早期に回復する ...

ファスティングが流行っていますが、がんの予防や治療にも断食や絶食模倣食（断食に近いカロリー制限食）の有効性が検討されています。では、がん患者さんにファスティングは有効なのでしょうか？最新の情報をまとめ ...

腸閉塞の原因には、癒着、がんなど腫瘍による閉塞などが多いのですが、なかには、食べ物が腸につまって塞がってしまうこともあります。これを、食餌性腸閉塞（食餌性イレウス）といいます。今回は、腸閉塞の原因とな ...

「癌ワクチン」とはどんな治療法でしょうか？また、効果はあるのでしょうか？今回は「樹状細胞ワクチン療法」について、そのメカニズムと効果についてお話します。 #免疫療法 #ペプチドワクチン #樹状細胞ワク ...

がんの３大療法は、手術・抗がん剤・放射線ですが、このうち手術は最も印象が悪い（受けたくない）治療でしょう。では、切らない選択肢はあるのでしょうか？また、手術以外の選択肢を考えた場合、どうしたらいいので ...

腸内細菌は、腸のなかだけでなく、全身の炎症や免疫機能に大きな影響を与えています。がんの予防や治療には、腸内細菌をいい状態に保つことが不可欠です。腸内環境を整えるためにできる３つの生活習慣を紹介します。 ...

午後の紅茶（ミルクティー）を飲んで超音波検査をすることで、発見が難しい膵がん（すい臓癌）が劇的に見つけやすくなって、なんと５年生存率が30%から50%になったというニュースを医師が解説します。 ニュー ...

若い人のがんのケースでは、食事などの生活習慣よりも、遺伝や特殊なDNAの異常がおもな原因と考えられています。ところが、今回、若い人の大腸がんの発症に、食事からのビタミンの摂取が重要な役割をはたしている ...